リフォーム実例集CASE 59
築39年のご実家をフルリノベーション。世代を超え家族の思い出を紡ぐ住まい
CASE 59
Introduction
- 所在地
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東京都
- 築年数
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39年
- 床面積
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1階77.00㎡/2階49.38㎡
- 家族構成
ご両親が「いつの日か、再び息子が安心してここに住めるように」と想いを込めて建てられたヘーベルハウス。それから39年の月日が流れ、お父様の入院により住み手がいない状態に……。そこでT様はご実家をリフォームして住み継ぐことを決意されました。
Floor Image
1F 360度カメライメージ
Reform Flow リフォームの流れ
- リフォーム工事期間
- 内装・外装工事:約3カ月間(2022年6月〜9月)
外構工事:約1カ月間(2022年10月〜11月)
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2021年9月
リフォームのご契約
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2022年6月
内装・外装工事のご着工
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2022年10月
外構工事のご着工
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2022年12月
リフォームの完成・お引渡し
「長く続く強さ」にこだわった実家に
新たな思い出を加えていきたい
ご実家を建て替えられたのはT様が20歳のとき。建築に興味を持たれていたT様は、お忙しいお父様に代わってお母様とさまざまなハウスメーカーを見学されたそうです。「将来私が住めるようにと、両親は“長く続く強さ”を重視していました。当時は住宅を長持ちさせるという考え方はあまりなく、まだ木造の家が主流の時代。そんな中、ALC鉄骨造で“ロングライフ住宅”を業界の先駆けとして発信していたヘーベルハウスを選んだんです」とT様。
その後、T様は独立され奥様・お子様とともに賃貸マンションに住まわれていましたが、お母様のご逝去やお父様の入院をきっかけにご実家が空き家に。「いつか両親の思いが込められたこの家で暮らしたい」と思われていたT様は、奥様に相談されたそう。奥様は新しい暮らしに不安もありましたが「主人の長年の夢を叶えたい」と賛成され、ご実家を住み継ぐことを決意されました。そうしてプラン検討のための資料を請求され、旭化成リフォームの担当者がお伺いして計画がスタートしました。
Floor Plan 1F間取り
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Before
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After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、社内ルールに則って作成しております。一部、ルール変更やお客様の仕様・年代などにより同じリフォームプランができない場合がございます。
間取りも断熱性もアップデート。
心身ともに安らげる団らん空間
ご実家のリフォームにあたりご夫婦が心配されていたのが、寒さ・暑さ問題。「見た目はリフォームできれいになるかもしれないけれど、住み心地まで変えられるのか?」と不安だったそうです。そこで一度スケルトン(躯体)の状態にして床・壁・天井の断熱を強化。玄関ドア・窓も断熱性の高いものに交換されました。
リフォーム後、ご夫婦は「冬場のひんやり感がなくなりました。エアコンを消しても快適な温度がすぐには失われず、断熱性の高さを肌で感じています。快適なのに電気代もそれほどかからず、びっくり!」と話されます。
奥様はインテリアにもこだわられました。鉄骨の家なので冷たく硬い印象になるのではと当初は不安だったそうですが、「木目調の内装材や建具のラインナップが充実していたおかげで、理想だった温かみのある雰囲気を実現できました」と微笑まれます。構造上取り除けないブレース(筋交い)は、木製の格子パネルを組み合わせてLDKのデザインの一部に。木のぬくもりに満ちたLDKはご家族が自然と集まる心地良い空間になりました。
一方、日々お仕事で忙しくされているT様のこだわりポイントは、浴室とご自身の個室だそう。浴室には肩と腰に水流を当て体の疲れをほぐせるTOTOシンラの“楽湯”付き浴槽、間接照明などを備えた癒しの空間に。また個室はホテルの心地良さをイメージし、カーペット敷きの床やグレーの壁紙で仕上げられ、洗練された雰囲気を実現されました。
「団らんだけでなく、一人の時間も豊かに過ごせる空間も大切にしたかったんです。自分の時間、家族の時間をバランス良く過ごせたら素敵ですよね。私の個室を1階に設けた理由は、妻か私に介護が必要になった際に、玄関に近い方が使いやすいと思ったから。“ロングライフ住宅”だからこそ幅広い用途を想定し、営業担当の方とともにじっくり検討させてもらいました」とT様はプランニング時のことを振り返られます。
Floor Image
2F 360度カメライメージ
Floor Plan 2F間取り
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Before
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After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、社内ルールに則って作成しております。一部、ルール変更やお客様の仕様・年代などにより同じリフォームプランができない場合がございます。
お気に入りの空間がすっきり片付く
“適材適所”の収納プラン
2階には奥様とお子様の個室を設けています。北側には大型のウォークインクローゼットを新設。北側は高さ制限によって天井高の低い部分があるのですが、その部分にあえてハンガーバーを設置することで、奥様の背丈でも届きやすいちょうどいい高さの収納になりました。今まで収納する場所が足りず、出し入れしにくかったり、シワになったりしていた洋服がすべて美しく収納できるようになったと奥様もお喜びのご様子です。
2つの子ども部屋の収納にもちょっとしたこだわりが。「それぞれ同じサイズのクローゼットを設けたかったのですが、ドア位置との兼ね合いでデッドスペースができたり、クローゼット扉とドアがぶつかったり……。悩んでいると営業担当の方がその場でささっとスケッチして、『これなら大丈夫では?』とパズルを組み合わせるように考えてくれたんです。旭化成の担当の方は皆さん知識が本当に豊富で、こちらの要望に対してプロとして想像以上の提案をしてくれる。打ち合わせのたびに驚いたりワクワクしたりと、やりとりも楽しみのひとつでした」とご夫婦は話されます。
大切なご実家だからこそ妥協せず、時間をかけてじっくりとプランを検討されたT様には、忘れられない言葉があるそうです。
「完成直前、『新築並みのリフォームになってしまいました』と営業担当の方に伝えたところ、『いいえ、この家は“新築以上”に素晴らしい家ですよ』と言ってくださって、ぐっときましたね。両親との思い出に、私たち親子の思い出も積み重ねていける、と。長く住み継いでいけるヘーベルハウスだからこそ叶えられた夢だな、と嬉しい気持ちになりました」と素敵なお言葉をいただきました。
Reform Gallery リフォームギャラリー
お客様の声
T様
今回リフォームするにあたって、工事中に鉄骨だけになった状態を見せてもらったのですが、鉄骨が新築当時のままでほとんど変化しておらず、正直驚きました。こだわりを叶えるために数センチ単位で壁の位置などを変更してもらいましたが、それを実現できたのも元の構造体が強く、設計自由度が高かったからですよね。先見の明でヘーベルハウスを選んでくれた両親も、新しく生まれ変わったこの家を見たら喜んでくれるんじゃないかな、と思います。
営業担当者の声
ご夫婦がお互いを思いやる気持ちに触れ、どうにかそのイメージをカタチにしたい、との思いでお手伝いさせていただきました。T様は本当に仲の良いご夫婦で、お互いの叶えたい夢や暮らしを思い描かれ、そしてお子様のことも真剣に考えていらっしゃいました。その想いを実現するため、生活動線やインテリアのこだわりを、細部にまでとり入れたプランをご提案しました。5年、10年と年月を経ても「リフォームして良かった」と思っていただけるようなご自宅になったのではないかと思います。
インテリア担当者の声
T様はご希望のインテリアイメージをしっかりお持ちでした。リビングのブレース(筋交い)部分に配置した木製の格子パネルや扉のデザイン、キッチンや玄関に配したエコカラットなど、ポイントごとに和モダンの要素を取り入れられ、とても素敵な空間に仕上げることができました。ご家族とても仲が良く、皆様のご希望に沿うように重ねていく打ち合わせは毎回充実しており、楽しくお打ち合わせさせていただいたのが印象的でした。大規模リフォームで生まれ変わったご自宅にご満足いただくことができ本当に嬉しく思います。
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