CASE 15

IntroductionM邸[静岡県]

所在地

静岡県

築年数

25年(1階のみリフォーム)

床面積

1階 93.95㎡

間取り

リフォーム前:1LDK(1階のみ)
リフォーム後:1LDK(1階のみ)

家族構成

新築時:ご主人、奥様、長男、次男
リフォーム時:ご主人、奥様、長男、次男

Floor Plan M邸1階間取り

  1. Before

  2. After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
    社内ルールに則って作成しております。
    一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
    同じリフォームプランができない場合がございます。

新築当時からの念願を叶えたリフォーム

「ヘーベルハウスを選んで本当によかった」とおっしゃるほど、何の不具合を感じることなく暮らしてこられました。 ただ、外まわりのメンテナンスをどんなに行っても、内部の経年変化による多少古びた感じは否めないものです。そこで、壁のクロスを張り替えたり、ユニットバスを交換したりと、部分的なリフォームを何度も繰り返すよりは、「いずれ大々的に一新しよう」と、数年前からご家族の間では話し合われていたそうです。タイミングとしては、リフォーム計画にじっくり取り組めるよう、ご主人の定年後を考えておられました。 そんななか、来るべき日に備え、旭化成リフォーム静岡営業所が開催するセミナーやイベントに参加されたり、奥様のお姉様がいち早くリフォームされた家を見学されたりするうちに、だんだんとリフォームへの思いを熱くされたM様ご夫妻は「なにも、定年まで待たなくてもいいのでは」と当初より予定を2年早めてLDK改装に踏み切られます。というのは、全く不満のないこの家にあっても、ご夫妻それぞれに密かに思い続けておられる住まいへの夢がありました。
ご主人は新築時にモデルハウスで見かけた30㎝の深さがあるリビングフロアへの思い。M邸のリビングも段差は設けられましたが、当時まだ小さかったお子様の安全を考えて20㎝の深さにとどめられたのです。30㎝の深さを実現することが最大のこだわりポイントになりました。いっぽう、奥様の希望はダイニングとの一体感がある開放的なオープンキッチンにすること。本当は新築当初から望まれていたのですが、当時の規制で叶わず、リフォームでとうとう実現にいたりました。
こうして新しくなった我が家について、「予定を早めてLDKをリフォームしてよかったです。家が新しいって本当に素晴らしいことなんですね。理想が叶ったリビングでヘーベルハウスは本当にいい家だなあという気持ちを改めて感じています」とM様ご夫妻。現在、同居をされているご次男も「両親の希望どおりになってよかった」と話されました。

  1. Before

  2. After

ポイント1 間取りや動線はそのままに、住まいへのこだわりを追求

M邸のリフォームは家族構成や暮らしかたの変化に合わせて住まいを変えるのではなく、LDKをより快適に居心地よくアップグレードすることが目的でした。「建ててからこれまで一度も、間取りや使い勝手に不満を感じたことはありません。この家は本当に快適ですので、間取りや動線はそのままに、『こうなったらいいな』を実現する方向でお願いしました」とM様ご夫妻。主にポイントは3つ。リビングの床下げ、ダイニングの窓まわり、キッチンです。

リビングの床下げを20cmから30cmに

M邸は新築時からリビングがダイニングより一段低くなっている間取りでした。当時は小さいお子様がいらっしゃいましたが、大人3人暮らしとなったいま、大人が腰掛けやすい深さ30㎝まで下げることに。奥様は「これから老後を迎えるのにバリアフリーにするんじゃなくて、また掘るの?」と苦笑されつつも、ご主人の理想の実現を見守られました。通路の床面と、日当たりのよい窓辺に置かれたベンチに大人が寛いで腰掛けられる段差になりました。

Before

工事中

After

ダイニングの窓を大きな掃き出し窓に

ダイニングにある庭に面した側の窓を大きな掃き出し窓に変更。ウッドデッキでキッチン・ダイニングと庭とのつながりをより近づけました。二重サッシにしたことで冷暖房の効率も高まりました。

リビングがダイニングより一段低い間取り

日当たりのよい窓辺

コの字型から開放的なペニンシュラキッチンに

リフォーム前は壁と吊り戸棚で閉塞感があるキッチンでした。ダイニングと一体感のある開放的な空間を希望されていた奥様の念願を叶え、ペニンシュラ型にとりかえられました。ショールームを巡って見つけられたという色鮮やかなシステムキッチンが、シンプルなM邸のLDKにあってひときわ目をひきます。

  1. Before

  2. After

ポイント2 不要なものは潔く撤去してシンプルな空間づくりを徹底

M邸で注目されるのは、足していくのではなく、現在の生活に不要なものを「引き算」するリフォームが行われた点です。そのひとつが不要な内扉の撤去です。以前は玄関ホールには内扉は2つあり、1つはリビングに、もう1つは洗面洗濯室とキッチンというユーティリティーにつながっていました。後者を取り払い、2つの内扉の間にあった内壁を奥側に移動させることで、リビングと一体感のある通路が広がりました。またキッチンの吊り戸棚を撤去、玄関の収納を半減させるなど多すぎた収納スペースも取り除くことで、すっきりシンプルな住空間が完成しました。

Before

After

After

唯一、動線を変えたリビングとユーティリティーの仕切り

2つ並ぶようにあった奥側の内扉を取り払い、そのぶん仕切り壁をユーティリティー側に移動。リビング側が広くなり片開きだった扉が両開きになりました。仕切り壁の向こうは収納スペースに。また、奥様のアイデアで仕切り壁の上部を開放したことから、リビングの空気がユーティリティー部にまで行き渡り、冬場も寒くないそうです。ここがM邸リフォームで唯一、間取りを変えられた空間となりました。ちなみに撤去された内扉は現在、2階の寝室の扉として使用されています。

奥様のアイデアで仕切り壁の上部を開放

余分な収納スペースをなくしすっきりと

キッチンやユーティリティー部に点在していた収納スペースは潔く除去し、仕切り壁の向こう側にとりまとめて配置。玄関も壁一面収納でしたが、「履く靴は少ない」と下部のみの靴箱に減らした結果、エントランスに明るさが確保されるようになりました。

玄関の収納を半減

担当者の声

営業担当より

「初めてお伺いしたのは2009年頃と記憶しています。本当に気さくで明るい奥様と、こだわりを持った笑顔の素敵なご主人様です。ご新築頂いた頃から現在までへーベルハウスに高い評価を頂いておりました。私たち、旭化成リフォームという仕事が成り立っているのも、へーベルハウスを愛してくださるヘーベリアンの方々や当時の担当者とのつながりにあると改めて感じさせて頂くことが出来たお手伝いでした。フラフープが得意だった奥様。次に伺うときには、私もフラフープを練習して伺います! ありがとうございました!!」

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
3ヶ月間(2012年8月-2012年10月)
  1. 2012年5月

    リフォーム工事のご相談をいただく

  2. 2012年5~6月

    プラン打ち合わせ、ショールーム見学など

  3. 2012年6月

    ご契約(7月に追加変更契約)

  4. 2012年8月

    着工

  5. 2012年11月

    お引き渡し、ご入居

  6. 2012年12月

    リフォーム完成現場公開

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