People for LONGLIFE 08

LONGLIFEの実現のために、
お客様の暮らしと建物に向き合い続ける人。

マーケティング本部 LONGLIFE戦略部
LONGLIFE研究所 所長

河合 慎一郎

お客様に近いところで得られた経験をいかし、
LONGLIFEの価値をカタチにしたい。

今はLONGLIFE研究所で生活者研究をしながら、新しい商品やサービスの開発に携わっています。入社してから十数年は住宅設計をしていました。住宅設計の仕事で大切にしてきたことは、お客様に寄り添い、家やくらしを徹底して考えること。お客様はこれまでどんなくらしをしてきたのか、これからどんなくらしをしていくのか、そして家は将来どうなっていくのか、お客様の希望に応えながら、将来の生活も描いてきました。担当する業務は住宅設計から研究開発にかわりましたが、以前は設計図面で、今は新しい商品・サービスを通してLONGLIFEの価値をお客様に届ける。現在の希望に応えながら将来の価値を実現することは今も昔も変わりません。

今日の仕事が人の未来につながっていく。
お客様が教えてくれた、時間軸で考えることの大切さ。

若いときに設計をしたお客様に、15年ほど経ってご挨拶した時のことです。ご自宅完成のとき生まれてまもないお子様がもうすぐ成人を迎えようとしていました。その際、ご主人からいただいた「この家で育った子どもが立派な大人になりました」という言葉が忘れられません。設計の時に引いた「たった1本」の線が、お客さんの未来につながっているんだと実感しました。私たちは、お客様の生き方や人生に影響する世界で仕事をしているんですよね。長い時間をかけていろんな価値を紡いでいく仕事であることを、お客様に教えていただきました。LONGLIFE研究所は、組織の名前に「長い時間」という意味が込められています。私たちは常に、建物やお客様と共に「長い時間」を歩んでいることを意識していなくてはいけないと思います。

HEBEL HAUSを通して、
LONGLIFEの価値を提供していきたい。

現在取り組んでいる仕事に既存住宅の再生・活用があります。HEBEL HAUSは2022年に50周年を迎えます。高品質・長期耐用のHEBEL HAUSの価値を検証、磨き、伝えることによってブランド向上に貢献していきたいと思います。具体的には、ホームズグループ内の建物保全・改装・仲介などの関係各部署と協力して古い建物を次の世代に継承する活動を行っています。
*実例紹介「港南台の家」
https://www.hebel-haus.com/stockhebel/story/case03.html/
こういった取り組みが、もっと世の中にひろがり、LONGLIFEなくらしが実現できればと考えています。

※この記事は2021年6月時点のものです。