家事郎の一日
新たなライフステージが始まり、これからの生活スタイルを考えるときに欠かせない話題が「家の事」。家の事で活躍する「家事郎」たちが充実した暮らしの秘密をご紹介します。
Point ポイント
1 これからの暮らしを豊かにするヒントは、夫の家の事参加にあり!
2 住まいの工夫とアイディア次第で家の事はもっとラクに、愉しくなる!
「夫が少しでも家の事を手伝ってくれたらうれしい!」これは、多くの奥様たちに共通した願いです。しかし実は夫のみなさん、家のことに興味はありながらも、なかなか最初の一歩を踏み出せない理由もそれぞれにあるようです。そこでこうした夫の家の事参加を応援するため、家のことを誰でも始めやすくなる住まいづくりを考えてみました。
住まいづくりのコツ
- 一、単純・わかりやすく
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家のことに興味はあっても、最初はやっぱり腰が重いもの。せっかくのヤル気を実行に移すためには、家の事をなるべくシンプルに、わかりやすい作業にする工夫が効果的です。
- しまう場所がひと目でわかる
- ひとつの動作で済ませられる
- 成果が見やすく達成感がある
- 二、作業の省エネ化
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一つひとつの家の事に伴う時間的・身体的負担をできる限り軽減できれば、暮らしにゆとりが生まれます。最小限の時間と労力で家の事を済ませられる工夫を行いましょう。
- ラクな姿勢でできる
- 掃除やお手入れが少なくて済む
- 空間に余裕を持たせ動きやすく
- 短時間で効率的にこなせる
- 三、移動負担を最小限に
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家の事には階段の昇り降りなど住居の移動が多く伴います。毎日続けることだから、この移動負担をいかに軽減できるかが家の事をラクにする重要なポイントです。
- 生活空間をまとめる
- 家の事に伴う移動は最短距離で
- 加齢配慮も同時に
3 家事をサポートするリフォームメニュー
料理が楽しくなるキッチン
夫婦ふたりでも、夫ひとりでも。
毎日の料理をもっと楽しく、後かたづけやお手入れもらくらく簡単にするアイディアが揃っています。
[マルチカウンターキッチン]
ダイニング側の収納として活躍
配膳のサポートに便利
吊戸棚無しのオープンなキッチンに、収納スペースとしても役立つマルチカウンターを設置。ダイニング側にもたっぷり収容を用意して食器やカトラリーをしまっておけば、配膳のお手伝いに便利。その他にも日用品、趣味の道具などの収納に便利です。
[ペニンシュラキッチン]
広々したスペースだから夫婦二人で一緒に家事も無理なく楽しく
吊戸棚を無くして広々としてカウンターのキッチンを配置することで、LDKがひとつにつながった開放的で心地よい大空間が生まれます。これにより、キッチンの周囲を回れるオープンな空間が作業効率を高めたり、夫婦や家族みんなが集まって調理に参加できる賑やかなキッチン空間が実現できます。便利さと快適さ、楽しさを兼ね備えた魅力的なキッチンです。
掃除が楽になるアイディア
間取りやアイテムの工夫で毎日の掃除の手間は軽減できます。夫婦でうまく役割分担して、住まいをいつも快適に保ちましょう。
生活空間のワンフロア化
主な生活空間をワンフロアに集約すれば掃除の手間も半分に
加齢に伴い階段の昇り降りはつらくなってくるもの。特に寝室やクローゼットが2階にあると、掃除の手間も大きな負担になってしまいます。
そこで寝室と普段使いの衣類を一階に下して主要な生活空間をワンフロアにまとめれば、階段の昇降は必要なく、日常的な掃除の手間も減り、暮らしやすさに大きな差が生まれるのです。
玄関タイルリフレッシュ
新築同様の輝きがよみがえる
長い年月の経過とともに汚れが沈着してしまった玄関タイルをキレイによみがえらせ、その後も美観を維持します。
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Before
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After
フロアマニキュア
いつでも床の輝きを保つ
フローリングをコーティングして水分・摩擦・汚れなどからフローリングを守り、キレイを長持ちさせます。
洗濯はワンフロアで完結で
階段の昇り降り、屋内外の行き来など、洗濯には移動がつきもの。洗濯移動をワンフロアにまとめれば、洗濯の負担は大きく軽減できます。
ワンフロア洗濯導線
物干し~取り込み~収納までを寝室に集めて作業楽チン
室内物干金物
使わない時には取り外せる便利な室内物干し
シンプルなので設置場所や使い方はさまざま。2個設置すると、物干しざおを通して使用できます。長さの調節可能なポールを天井にワンタッチで取り付け可能です。
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