リフォーム実例集CASE 41

夫婦それぞれの趣味を楽しめる1階ワンフロア暮らしへリフォーム

ご両親を見送り、お子様たちが独立された後、使われなくなっていた二世帯住宅の1階。
お仕事をひと段落され、夫婦2人になった生活をより楽しく豊かにしたいとお考えになったＯ様は、
生活空間を2階から1階に移すリフォームをご決断されました。
趣味を楽しみ、家事を快適にし、今後の安心も備えたセカンドライフを充実させるお住まいです。

CASE 41

Introduction

所在地: 神奈川県
築年数: 35年
床面積: 1階 93.50㎡/2階 93.50㎡
間取り: リフォーム前：3LDK（1階のみ）
リフォーム後：3LDK（1階のみ）
家族構成: 新築時：お父様、お母様、ご主人、奥様、ご長男、ご次男、ご三男
リフォーム時：ご主人、奥様

4世代8人家族を見守ってきたヘーベルハウス

横浜市の住宅街にＯ様がヘーベルハウスの二世帯住宅を新築されたのは、35年前のこと。

「当初は1階に妻の両親と祖母、2階に私たち親子という8人家族で暮らしていました」と、Ｏ様は語ります。
息子さんたちは次々と独立し、「その間にも母と祖母を見送り、4年前に父も亡くなって。
ピアノを置いたリビング以外、1階が空き家のようになっていることが気にかかっていました」と奥様。

Floor Plan O邸の1階間取り

Before
After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
社内ルールに則って作成しております。
一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
同じリフォームプランができない場合がございます。

早めに決意したリフォームでセカンドライフを快適に

庭に面した1階が空いたままなのは防犯面でも心配。
もし将来、ご子息のうち誰かが結婚して2階に住むなら自分たちは1階で暮らすのもいいかもしれない。
「そんな漠然とした希望を、巡回訪問に来られた営業の方にお話したことがありました」と奥様は振り返ります。

旭化成リフォームの設計担当は、営業からの話をもとに1階をご夫妻の生活空間としてフルリフォームするプランを未来提案として作成し、Ｏ様にご覧いただきました。
「最初はまだ先の話と思っていたのですが、見ているうちに『このほうが使いやすいかしら』と図面を切り貼りして、自分なりに考えるのがすっかり楽しくなってしまったんです」とほほ笑まれる奥様。
「私もリタイアの時期が近づいて、家にいる時間が増えてきた頃。夫婦でそれぞれ趣味も違いますし、お互い自由に楽しめる空間をリフォームで実現するのもいいかもしれないと考えるようになりました」。
ご主人も賛成してくださり、Ｏ邸の1階ワンフロア生活リフォームの計画は動き始めました。

担当がお渡ししたプランを奥様が切り貼りして彩色

明るく広々としたLDK

分断されていたダイニングキッチンとリビングをつなげることで、ひとつながりの開放的なＬＤＫが実現しました。
日当たりの関係で暗くて寒かった1階が、「すっかり明るく快適になりました」とご主人。
明るい色の床がさらに開放感をアップ。ガス式の床暖房は18歳のご長寿猫ライムくんも大のお気に入りだそうです。

明るく広々としたLDK

ご主人様が描かれたご自宅のスケッチ

二方向から出入りができるアイランド型のキッチンは、スペースにゆとりがあり、お2人で料理や片付けをする時も快適。
収納も豊富に備え、新しくなったキッチンでは、Ｏ様も料理をしてくれるようになったそうです。

また庭に面して濡れ縁を設けて、お2人の共通の趣味である園芸も気軽に楽しめるようになりました。

二方向から出入りができる動線の良いキッチン

1階暮らしになって園芸を楽しむように

つかず離れずが心地よいお2人の個室

「最も大切にしたのは、お2人の個室をどうレイアウトするかでした」と設計担当は振り返ります。
お互いの気配を感じながら、ちょうどいい距離感を保てる配置を考えました。

「ドアは猫の出入りのために開けてあるので、起きたついでに夫の様子を確認したりもできます（笑）トイレの位置が近いのも気に入っていますね。」（奥様）。

水彩画など多彩な趣味を楽しまれるＯ様

ベッドルームとの仕切りは本棚に

ピアノやチェロの演奏を楽しまれる奥様

壁の背面には収納量豊富なクローゼットを

将来も安心・家事がラクな水まわり動線

二世帯住宅で高齢のご家族と暮らしたご経験から、1階ワンフロアに生活空間をまとめるリフォームをお考えになったＯ様ご夫妻。
1階ワンフロア暮らしのメリットは、何と言っても階段の上り下りがなく、移動や家事の負担が軽減されることです。
キッチンは、両サイドから出入りができる回遊動線にすることで家事がぐっと快適に。
浴室や洗面所に向かう廊下も、LDKとひとつの空間にすることで明るく使いやすくなりました。