断熱リフォーム
平均寿命=健康寿命ではありません
■平均寿命と健康寿命
現状は、平均寿命との差が
ほぼ10年に及んでいます。
健康寿命:厚生労働省「第11回健康日本21(第2次)
推進専門委員会」資料(平成28年)より算出
●快適温度の住まいで健やかな暮らしを実現
一年を通して変化する日本の気候では、断熱性能がとても大切。“健康で長生き”の秘訣の1つは、ご自宅の断熱性能を高めること。室内温度18℃を境に、血圧上昇や血液濃化を引き起こすリスクが上昇するなど、室温が体に与える影響は世界的にも注目されています。温暖な地域ほど室温は低い傾向にあるため注意が必要です。
快適な室温を保つことが、健康寿命を延ばすうえでとても大切です。
●部屋が寒いことが当たり前だと思っていませんか?
冬の室内は、リスクがたくさん潜んでいます。
「室温16℃」で、身体は
悲鳴をあげはじめる。
寒暖差が引き起こす
ヒートショックは
交通事故よりも多い。
血圧
との関係
室温が10℃違うと、血圧も約10mmHg変わる!下のグラフからも、室温が低下すると血圧が上がり、その影響は高齢になるほど大きくなることがわかります。
健康診断
結果
室温(18℃未満:18℃以上)で比較健康診断結果にも差が
室温18℃未満の住宅に住む人は、
18℃以上の住宅に住む人に比べて、
・心電図の異常所見のある人が約1.9倍
・総コレステロール値が基準の範囲を超える人が約2.6倍
疾 病
との関係
足元を冷やさない住環境と
病気の関係を通院人数から考察
床付近の室温が15℃未満の住宅に住む人は、
床付近の室温が15℃以上の住宅に住む人に比べて、
・高血圧で通院している人が約1.5倍
・糖尿病で通院している人が約1.6倍
トイレ
の回数
寝室の室温が18℃以上の場合夜中のトイレが減る
断熱リフォーム後に寝室の室温が18℃以上に上昇した場合、「夜中に何度もトイレに起きてしまう」などの過活動膀胱の症状が改善される可能性があります。
活動時間
の増加
室温の上昇で暖房が不要になった場合住宅内での活動が
活発に
断熱リフォームによりリビングや脱衣所の室温が上昇し、コタツや脱衣所の暖房が不要になると、住宅内での活動時間が増加し、健康につながります。
出典:国土交通省 スマートウェルネス住宅等推進調査事業 断熱改修等による居住者の健康への影響調査中間報告(第3回)
温暖な気候のイメージのある日本ですが、夏や冬はかなり厳しい気候です。
東京の夏の平均気温は25℃を上回り、フィリピンのマニラ並みの暑さ。
更に年々、真夏日(30℃)を超える日も多くなっています。
しかも、湿度が高いのでとても蒸し暑くなります。一方、冬の平均気温は
5℃まで冷え込み、北米のシアトル並みの寒さ。しかも乾燥しています。
断熱リフォーム