リフォーム実例集CASE 17

CASE 17

Introduction孫も遊びに来たくなる行き止まりのない家

所在地

千葉県北西部

築年数

33年(2012年リフォーム)

床面積

1階 98.53㎡ 2階 48.06㎡

間取り

リフォーム前:2LDK(1階のみ)
リフォーム後:2LDK(1階のみ)

家族構成

新築時:祖母、ご主人、奥様、長男、次男、三男
リフォーム時:ご主人、奥様、三男

ご主人が定年を迎えた頃、これからの暮らしにあったリフォームを考え始める

M様ご夫妻

ポイント1 間取りを変えられる面白さを知る

リフォーム実現のきっかけは、旭化成リフォームの設計相談会への参加でした。
「電話で参加を申し込んだ時、当時の間取りについて思っていたことを少しだけお伝えしたら、相談会当日に希望をかなえたリフォームプランを見せてくれたのです」と奥様は振り返ります。

リフォーム前の間取り

間取りを変える面白さを知ったファーストプラン

このファーストプランは、まだお会いして詳しくヒアリングする前だったにもかかわらず、奥様の要望を的確に反映していました。
奥様が気になさっていたのは、「家の一番奥にある納戸が、隣接するキッチンからしか入れず、布団などの出し入れがたいへん」ということ。この問題を解消すべく、プランでは納戸の位置を変更し、その出入りを2カ所設けていました。
問題解決を形で示したこのプランにより、M様ご夫妻は間取りを変えられる面白さに気づかれたのです。そしてそれまで漠然としていたM様ご夫妻の想いを具体的なものに変えていきます。
「玄関脇のトイレがもっと使いやすい位置にあれば」
「普段過ごすLDKをもっと明るくしたい」
「使いやすい収納が欲しい」
「将来の暮らしを考えてバリアフリーの動線や省エネ設備を考えたい」
以前から何気なく思っていたことが気になり始めました。

間取りを変える面白さを知ったファーストプラン

ポイント2 理想は行き止まりをなくすこと

M様ご夫妻の具体的なご要望をお聞きして、設計担当の渡辺は他のプランも提案します。そうしてやり取りを重ねるうちに、M様ご夫妻は、ご自宅のリフォームの理想形が見えてきたと言います。 「他に見せてもらったプランにも、それぞれにテーマや面白さがありました。そうするうちに、今と将来の暮らしを見据えた暮らしは、間取りをガラッと変えれば実現できるのだと分かりました。行きついたのは、部屋から部屋への移動が楽な『行き止まりのない家』という発想です」

リフォームの発想を広げた大胆なプラン

この第2のプランは最終的には不採用となりましたが、玄関の位置を変えるという大胆な案が盛り込まれていました。これが「行き止まりのない家」というM様ご夫妻の理想を具体的に示すのに、大いに貢献したそうです。そしてこの頃から「回遊できる間取り」というアイデアが生まれることになるのです。

リフォームの発想を広げた大胆なプラン

ポイント3 三つの回遊動線で希望をかなえる

「行き止まり」をなくすリフォーム――。それを実現したのは、ぐるりと回れる三つの動線です。M邸の最終プランをご覧ください。

三つの回遊動線で理想がかなった最終プラン

リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
社内ルールに則って作成しております。
一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
同じリフォームプランができない場合がございます。

動線Ⅰ

回遊動線その1は、多くの時間を過ごすLDK・和室と納戸・水まわりを結ぶ動線です。以前の部屋の並びを少しずつずらすことで、行き止まりをなくすことはもちろん、明るさやトイレ位置の希望までかないました。

和室と納戸・水廻りを結ぶ動線

動線Ⅱ

回遊動線その2は、東南の和室とダイニング・廊下とのつながりです。動線の中心にあるウォークインクローゼットは、当初は南の窓まで大きく広がり、北側の廊下から出入りすることを考えていました。しかし、窓前には物が置きづらいことから、そこをダイニングから和室に抜ける通路とし、そこに効果的な回遊動線が生まれたのです。

和室とダイニング・廊下のつながり

動線Ⅲ

回遊動線その3は、玄関、玄関脇の収納スペース、廊下を結ぶ動線です。以前トイレがあった場所に、玄関土間からも、廊下からも出入りできるシューズクロークと呼ばれる収納スペースを設けたのです。その内部は玄関と同じ高さでタイル仕上げとなっており、奥様が買い物から帰った時に、大きな荷物は靴をはいたままサッと収納できます。

玄関脇の収納スペース、廊下を結ぶ動線

[トピックス] エネファームで省エネ・快適に

M邸では浴室リフォームを実施しました。これからの暮らしを考えたM様ご夫妻は、バリアフリーを意識したのはもちろんのこと、健康も考えて、体を芯まで温められるミストサウナをお風呂に設置することにしました。ミストサウナは非常に細かい霧状のお湯で浴室内を満たすことで、湯船につかるより1.5倍から2倍の発汗をもたらします。心も体もリラックスでき、湯冷めしにくく、体への負担の少ないバスタイムを実現する、優れものです。

さらにM邸では、最新の給湯器「エネファーム」も設置しました。エネファームとは、燃料である天然ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで、電気とお湯を同時に作り出すシステムです。お風呂やキッチンに使うお湯はもちろん、床暖房、ミストサウナなどに接続できます。しかも、日常使う電気を1台の設備で作り出すため、電気料金を従来のシステムより5~6万円抑えられます(東京ガス調べ)。実際にM邸の電気料金も、エネファームの導入で大幅に減少したのでした。

ミストサウナをお風呂に設置

エネファームの給湯器を導入

ミストサウナをお風呂に設置

エネファームの給湯器を導入

担当者の声

「間取りをガラっと変えてみたい」というお言葉がとても印象的でした。

相談会でお会いした時も、まだラフプランであったにもかかわらずとても喜んでくださり、その後のプラン作成への大きな励みになりました。

M様と一緒に作り上げ、完成させることができたリフォームプランだと思います。

また、私の提案を心優しく受け入れていただき、本当に感謝しております。

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
1ヶ月間(2013年2月)
  1. 2012年10月

    旭化成リフォームの設計相談会に参加、プラン打ち合わせスタート

  2. 2012年11月~2013年1月中旬

    プラン修正、リフォームご契約

  3. 2013年2月

    着工

  4. 2013年3月

    工事完了、お引き渡し、ご入居

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