CASE 11

IntroductionS邸[神奈川県川崎市]

所在地

神奈川県川崎市

築年数

25年

床面積

1階 69.21㎡ 2階 69.21㎡

間取り

リフォーム前:DK×2+7部屋
リフォーム後:4LDK

家族構成

新築時:祖父、祖母、ご主人、奥様、長女、次女
リフォーム時:ご主人、奥様、次女

1階 ファミリークローゼットを中心にスムーズな暮らしが実現

S邸はもともと1階にS様のご両親が、2階にS様のご家族4人が暮らす二世帯住宅として建てられました。時を経て、ご両親は逝去され、1階は空き家に。数年前に長女がご結婚されてからは、S様、奥様、次女の3人で2階に暮らす日々が続いていました。「いま、この家に暮らしている3人が快適に暮らせるよう、現在の生活に合わせて家を変えたい」と、全面改装を決断されます。S様ご夫妻とお嬢様の大人3人の暮らし。自立した大人3人家族が選ばれたリフォームのコンセプトは「ホテルライクな空間」でした。落ち着きと優雅さのある海外のラグジュアリーホテルを想定して、和室を一掃し、全室同トーンのフローリング材で統一。アクセントクロス、アクセントウォール、間接照明を用い、潔いほどトータルに「ホテルライクな空間」に徹底されます。こうして完成したS邸は、多忙な日常を送る大人が家にいる間、楽しく穏やかに寛げる空間となりました。

Floor Plan 1階と2階の間取り

S邸1階間取り

  1. Before

  2. After

S邸2階間取り

  1. Before

  2. After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
    社内ルールに則って作成しております。
    一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
    同じリフォームプランができない場合がございます。

  1. Before

  2. After

ポイント1 ホテルライクな空間づくりの名脇役は
大容量の収納スペース

要所要所に備えられた、大容量の収納設計

二世帯住宅から単世帯住宅へ。以前と比べ2倍になったS様ご家族の住居スペースは広々と、しかも驚くほどスッキリ美しく整えられています。それは要所要所に配置された圧倒的な収納力の成せる技。1階の収納だけを挙げても、玄関脇にシュークローゼット、キッチン脇にはPCスペースも兼ねたパントリー、廊下の壁一面に設けられたクローゼット等々。また、リビングの奥に置かれている特注家具の一部はお仏壇の収納になっていて、かつてここにお住まいだったS様のご両親の位牌が納められています。「お仏壇はリビングに」というS様のこだわりが反映されたもので、扉を締めれば洋間のリビングにしっくり溶け込む仕組みです。ホテルライクな空間の演出には、意匠のこだわりだけではなく、こうした収納設計が大切な役割を務めています。

お仏壇はリビングに

これだけあります! S邸の収納スペース

①ポイントごとに収納を設置
(1)玄関ホールからバスルームへと続く廊下は壁一面をクローゼットに。手前側にはコートや来客用の座布団、バスルームに近い側にはタオルなどの収納に便利。(2)2階のゲストルーム脇のスペースに設けられた大きな保管庫はお嬢様から「ドラえもんのポケット」と呼ばれているくらい、何でも仕舞える場所。ふだん使わない布団や着物を保管するために棚が造作されました。(3)キッチン脇のパントリーの棚にはワインボトルやキッチンツールを飾るなど、見せる収納としての工夫が。

(1)壁一面のクローゼット

(2)大きな保管庫

(3)見せる収納

②プライベートルームには技ありクローゼット
(1)お嬢様のお部屋のクローゼットは奥行き90cmと、布団も畳んで片付けられるサイズ。その奥行き幅を活かして手前側と奥側でW収納できる仕組みで、衣替えは手前と奥のアイテムを入れ替えるだけで済むそう。「このクローゼット1カ所に持ち物すべてを収納できて、とても便利です」とお嬢様。(2)奥様のお部屋の物入れは内部に棚と引き出し収納を設置。細かい小物もどこにあるか一目でわかるそうです。

(1)お嬢様のクローゼット

(2)奥様の物入れ

ポイント2 アクセントクロスと照明使いでエレガントに

S邸のホテルライクなお住まいで、とくに効果を表しているのがアクセントクロスと照明です。全体的には統一感がありながらも、居室、トイレ、パウダールームと空間ごとに、イメージに合うアクセントクロスがセンスよく施されています。また、照明機器はそのほとんどでLED電球を使用。LED電球の寿命は約4万時間といわれ、長く電気を点ける場所や、電球交換が行いづらい場所に採用されました。

アクセントクロスが居室のイメージを演出

リフォーム後の2階はS様、奥様、お嬢様のための3室のベッドルームになりました。お嬢様が考案されたというお部屋づくりのコンセプトは、S様のお部屋は「石坂浩二のような父親像」、奥様は上品でシックな色使いに。各部屋のコンセプトに合うアクセントクロスを一面に貼ることで、内装の違いによる変化を楽しまれています。(左)S様の部屋のアクセントクロスはアイスグレー。(右)お嬢様のお部屋のアクセントクロスはダークグレー。

2階のS様のベッドルーム

2階のお嬢様のベッドルーム

照明は間接照明やペンダント式

LDKの照明はすべてLEDで統一されました。(1)伸長式のダイニングテーブル上に設けられたペンダント照明は、埋め込みの配線ダクトにより移動が可能。テーブルの長さに合わせて、ちょうど真ん中を照らすように可動できます。(2)玄関ホールのアクセントウォール上にはLED照明とピクチャーレールを設置。(3)2階の階段脇にもホテルライクな照明がポイントとしてあしらわれています。

(1)移動可能なペンダント照明

(2)玄関のアクセントウォール

(3)2階のホテルライクな照明

随所に込められた住まい手の思いとこだわり

ご主人のこだわりは仏壇と神棚

S様は全面リフォームに当たり、奥様とお嬢様、2人の女性に一任されていました。実は自分自身の個室だけは和室を希望されていましたが、和室を一掃し全体的に洋間でまとめるというお嬢様の希望を第一にされ、生まれて初めてベッドで寝る生活を送られています。そんなS様がただひとつだけ、譲れなかったのがお仏壇と神棚の存在でした。お仏壇は特注家具に納めることでリビングに置かれ、神棚は2階のS様の個室に近い、ゲストルームの一角に新調して設けられました。

S様こだわりの神棚①

S様こだわりの神棚②

奥様のこだわりはトイレなどの水回り

奥様がとくに力を入れられたのはトイレやパウダールームなど、水回りの空間です。1階のトイレは、最新式のタンクレストイレを採用し、壁にボーダークロスが貼られてモダン&エレガントな雰囲気。奥様にとって一番のお気に入りの場所になりました。お客様からも「素敵なトイレ」と歓声が上がるほど。

1階トイレ

広々としたパウダールーム  2階トイレ

担当者の声

営業担当より

「初めての打ち合わせからお引き渡しまで終始楽しくお打ち合わせさせて頂きました。もともとリフォーム後のイメージやこだわりを明確にお持ちでしたので、内装・家具等を含めた総合的なご提案をさせて頂くことができたと思っています。ありがとうございました」

インテリアアドバイザー

「 一つひとつのアイテムを楽しそうに、そして丁寧に選ばれるS様。 いつも一生懸命にこちらからの提案に耳を傾けていただきました。そのご様子はこの仕事に就いたことを幸せに感じるものでした。楽しく仕事をさせていただき、心より感謝いたします」

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
2ヶ月間(2011年9月-2011年10月)
  1. 2010年2月

    新築のモデルハウスにご来場

  2. 2010年3月

    近所で開かれたリフォーム完成直前のお宅見学会を見学され、リフォームをご決断

  3. 2010年3月

    プラン打ち合わせ、契約の合意をいただく

  4. 2010年4月~7月

    インテリア仕様の打ち合わせ、見積もり確定、ご契約

  5. 2011年9月

    着工

  6. 2011年11月

    完成直前お宅見学会

  7. 2011年12月

    お引き渡し、ご入居

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