CASE 10

IntroductionT邸[兵庫県西宮市]

所在地

兵庫県西宮市

築年数

14年

床面積

1階 52.68㎡ 2階 39.06㎡

間取り

リフォーム前:3LDK
リフォーム後:3LDK

家族構成

新築時:ご主人、奥様、子供2人
リフォーム時:ご主人、奥様

老後を考えた夫婦2人暮らしのリフォーム

T邸は、もともとT様の奥様のご実家で、奥様のお父様がひとり暮らしをされていました。ご高齢のため、T様ご夫妻やご兄弟で介護にあたっておられましたが、昨春ご逝去。住み手のいなくなった家をどうするかということになったとき、T様ご夫妻はこの家を受け継ぐことにされました。その一番の理由は、現役時代は大工さんだったというお父様が、このヘーベルハウスをとても気に入っておられたこと。築14年と、建物自体にはまったく問題がなかったことや、奥様は隣町のご出身で愛着のある土地なこともあり、引っ越して住み継ぐことに逡巡はなかったそうです。ただ、亡くなったお父様はご高齢のひとり暮らしだったため、家の手入れに行き届いていない部分があり、リフォームを決断されます。リフォームの際、ご夫妻の念頭にあったのは、お父様を介護されていた時の体験です。いずれ訪れる老後の生活をいかに安全で安心に過ごせるか……それがT邸のリフォームの課題でした。車椅子で移動しやすいバリアフリー、いつも家族を見守っていられる開放的な空間づくりをはじめ、バスルームやトイレなど水回りも重点的にリフォーム。ご夫婦2人が安心安全かつ楽しく暮らせる住まいとなりました。

Floor Plan T邸間取り

  1. Before

  2. After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
    社内ルールに則って作成しております。
    一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
    同じリフォームプランができない場合がございます。

T様ご夫婦

現役時代は大工だったお父様

ポイント1 奥様のお気に入りは、
動きやすくなったキッチンとトイレ

お父様を介護されたとき、奥様が一番不便を感じられたのがキッチンとトイレでした。まず、キッチンは壁向きタイプから対面のペニンシュラ型に。これによって、作業面積が飛躍的に広くなり、収納スペースも充実して機能的なキッチンに生まれ変わりました。トイレは、以前は開き戸タイプでしたが、三枚扉のスライドドアを採用。開口が広く入りやすいトイレになりました。

LDに背を向けないキッチン

以前のキッチンは壁向きについていたため、台所に立つ間はリビングに対して後ろ向きになり、家族の姿を見通せませんでした。新しいキッチンはペニンシュラ型で、作業中もリビングにいるご家族の姿を一望できるようになりました。十分に広さをとられたことから、夫婦お2人で一緒に料理作りを楽しまれることもあるそうです。また、収納スペースも充実させ、以前のお住まいでは別室に置かざるを得なかったホームベーカリーなどのマシンも、キッチン内にまとめて収まるようになりました。

  1. Before

  2. After

収納スペースも充実

ご夫婦で料理作りを楽しまれることも

要介護者にも、介護者にもやさしいトイレ

三枚扉のスライドドアを採用したことから、ドアを開放すれば便座のすぐそばまで車椅子でアクセスできるようになりました。また、介護する・介護されるという時が将来、訪れたとしても、両者が余裕をもって動けるスペースが確保されました。

車いすでもアクセスできる広さを確保

ポイント2 ご主人のお気に入りは、
日当たりのよい畳敷きリビングと広いお風呂

本が大好きとおっしゃるご主人は、ゆったりと読書ができる空間を希望されました。それが、リビングの一角に設けられた琉球畳のコーナー。ソファに座って、あるいは畳に寝転がって読書を楽しまれています。もうひとつ、完成後にご主人のお気に入りの場所になったのがお風呂です。バスルームを広くされたのは、介護が必要になった時を想定してのことでしたが、全身が伸ばせるタイプのバスタブは快適そのもの。「毎日が温泉気分」と、お風呂タイムを満喫されています。

琉球畳がT邸リビングのくつろぎポイント

以前のキッチンは壁向きについていたため、台所に立つ間はリビングに対して後ろ向きになり、家族の姿を見通せませんでした。新しいキッチンはペニンシュラ型で、作業中もリビングにいる家リビングに畳敷コーナーを作ったのは、「畳に寝転がって本を読みたい」というご主人の希望をかなえるのはもちろん、お仏壇があるため、親族が集まりご住職を招いて法事をとり行う場合も考えてのことでした。お仏壇の隣には、ご主人の蔵書のために、天井高一杯の書棚が造作されました。ご家族の姿を一望できるようになりました。十分に広さをとられたことから、夫婦お2人で一緒に料理作りを楽しまれることもあるそうです。また、収納スペースも充実させ、以前のお住まいでは別室に置かざるを得なかったホームベーカリーなどのマシンも、キッチン内にまとめて収まるようになりました。

  1. Before

  2. After

全身ゆったり浸かれるバスタブ

以前は洗面所にあった洗濯機置き場を廊下へ出すことで、バスルーム自体の空間を広げ、バスタブを全身が伸ばせるタイプにして設置位置を変えました。トイレ同様、介護する・介護されるを念頭に置きました。

  1. Before

  2. After

担当者の声

営業担当より

「初めてお会いさせていただいてからお引き渡しまで、終始楽しく打ち合わせをさせていただきました。ご夫婦共にリフォームの目的を明確にお持ちでしたので、ご希望に沿った提案ができたと思っています。工事完了日の夜に、完成した部屋の床に座って乾杯をした時の笑顔が忘れられません。本当にありがとうございました」

ご夫婦2人が安心安全かつ楽しく暮らせる住まいとなりました。

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
1ヶ月間(2011年9月)
  1. 2011年5月

    住宅展示場にてリフォーム工事のご相談をいただく

  2. 2011年5月~7月

    プラン打ち合わせ、ショールーム見学等

  3. 2011年7月末

    改装(リメイク)・外装塗装のご契約

  4. 2011年9月1日

    着工

  5. 2011年9月30日

    完成、お引き渡し

  6. 2011年10月7、8日

    完成後見学会にご協力いただく

  7. 2011年10月11日

    お引越し

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