CASE 62

Introduction

所在地

茨城県

築年数

34年

床面積

1階77.72㎡ /2階61.76㎡

家族構成

新築時→おじい様・ご両親・お兄様・お姉様・奥様 現在→I様・奥様・ご長男・ご長女

空き家になっていた奥様のご実家を、ご結婚を機に受け継がれたI様。その後、コロナ禍による在宅勤務の増加や第一子のご誕生など、暮らしに大きな変化が訪れたことで、I様ご家族はリフォームを決意されました。

Floor Image

1F 360度カメライメージ

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
約2ヵ月間(2021年10月~12月)
  1. 2019年2月

    結婚を機におじい様の住まいを受け継ぎ引越し

  2. 2021年2月

    旭化成リフォームにご相談

  3. 2021年5月

    1階フロアのリフォームをご契約

  4. 2021年10月

    リフォームご着工

  5. 2021年12月

    リフォーム完成

地震でも安心な住まいだったから。
構造はそのままで間取りを自分たちらしく

I様ご夫婦が、空き家となっていた奥様のご実家に移り住んだのは2019年。入居の際、浴室はリフォーム済みだったため、トイレのみを新しいものに交換しました。しかし、しばらくしてコロナ禍の影響で、ご夫婦ともに在宅勤務を余儀なくされると、あちこちに不具合を感じるようになったそうです。

「それまでは朝早く家を出て夜遅く帰宅するという生活だったのが、1日の大半を家で過ごすようになって、動線の悪さや仕事と家事の両立のしにくさが気になりはじめました。それに第一子の誕生をひかえていたので、出産後の育児を想像すると、これは大変なことになりそうだと思ったんです」とI様。ちょうど奥様もI様も育児休暇を取得していたので、その期間内にリフォームをしてしまおうと決意。共働きのお二人が在宅で仕事がしやすく、かつ子育てもしやすい住まいの検討がはじまりました。

東日本大震災をご実家で体験した奥様は、「震度6で大変な揺れだったのにもかかわらず、わが家は、ものが1つ2つ棚から落ちた程度で、びくともせず安心でした」と当時を振り返ります。その経験から、家そのものの耐震性や耐久性への信頼が強かったため、間取りを変えたいと思っても建て替えという選択肢はなかったそうです。また旭化成リフォームに依頼すれば、間取りを自由に変えられるとわかったことも魅力でした。

Floor Plan 1F間取り

  1. Before:仕事はダイニング、食事はリビングとそれぞれ別の部屋で。仕事中や家事の合間に子どもの様子がわからないのも不便。広い和室は荷物置き場になっていた。 Before

  2. After:壁を取り、廊下も室内に取り込み、大空間LDKに。和室はホームオフィスとして改装し、リビング側に扉を設置。適材適所に収納を設けて使い勝手も向上。 After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、社内ルールに則って作成しております。一部、ルール変更やお客様の仕様・年代などにより同じリフォームプランができない場合がございます。

Floor Image

2F 360度カメライメージ

Floor Plan 2F間取り

  1. Before:広い和室は、おじい様だけでなくご兄姉の幼少期の品など、親族の倉庫になっていた。在宅勤務中は2階で仕事をすることも多かった。 Before

  2. After:洋室・和室をつなげ広い主寝室に。畳の小上がりヌックは、ごろんと横になってリラックスできる空間。畳の下は収納としても大活躍。 After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、社内ルールに則って作成しております。一部、ルール変更やお客様の仕様・年代などにより同じリフォームプランができない場合がございます。

子どもも大人も心地よく
自由に過ごせる空間がある

重視したのは、仕事をしながら子育てもしやすい生活動線でした。1階のLDKは、キッチン・リビング・廊下の壁を取り、開放感のある大きな空間に。また荷物置き場になっていた広い和室は、ホームオフィス兼趣味の部屋にリフォームし、リビングにつながる扉を新設しました。
「集中したいときは扉を閉めればいいし、リビングにいる子どもたちの様子を知りたいときは、開けておきます。気配がわかるので、子どもたちものびのびとリビングで遊べます」と奥様。以前は2階で仕事をすることもあり、食事の度に上下階を行き来するのが面倒でしたが、現在は、1階で生活のほとんどが完了するので、ずいぶん快適になったそうです。

インテリアはグラフィック系の仕事をされている奥様が吟味して選ばれました。まず壁の色は、家全体として統一感が出るよう基本をグレージュに決め、キッチンはイエロー、リビングはブルーなど区画ごとにテーマカラーを決めています。またLDKは家族団らんの場なので、カーテンは気持ちが上がるような明るいオレンジを選び、フレッシュな印象にまとめました。

2階には、大きなベッドを並べて、家族4人が一緒に眠れるように、寝室を広くとりました。また同じ空間内に、多目的に活用できる畳の小上がりヌックも採用しています。そしてインテリアのテーマカラーはネイビー。「1階とは印象を変えて、非日常的なホテルのような空間にしたかったんです」とI様。要所要所に、ネイビーを取り入れて落ち着いた空間に仕上がっています。

さらになんといっても、I様宅で特長的なのは適材適所の収納です。玄関のシューズクローク、ホームオフィス内の収納、リビングのオープン収納、ランドリー兼パントリーなど、使う場所や容量に合わせて、適切な空間や使いやすい工夫が施されています。
「何度もシミュレーションをしながら楽しんで考えた」という奥様は、家のプランニングを考えるのが大好きだそう。プランニングのポイントの1つは、子どもにとって危ないものや触ってほしくないものを、高い位置に収納すること。幼い子どもたちの手が届く範囲にだけ、子どもたちのものを置いています。最初は、大人が在宅勤務や家事・育児をしやすいようにとはじまった計画でしたが、リフォーム後は、お子様たちにとってものびのび遊びやすく過ごしやすい住まいになったようです。

Reform Gallery リフォームギャラリー

お客様の声

I様

工事中は隣の両親宅で仮住まいをしていましたが、子どもが触ると危ないものもあるので、ベビーサークルが必要でした。でも今は、子どもが触って困るものは高い位置に収納し、手の届く位置には子どもの玩具や絵本、衣類しか置いていないんです。触ると危ないものは囲うなどしているので、「触っちゃダメ」などと叱る必要もないし、子どもたちも家の中どこでも触っていいし、自由に過ごせるのでいいのかなと。ダイニング側のオープン棚には子どもの洋服を仕舞っているのですが、最近、長男は着替えるときに自分で必要な衣類を引き出しから取り出すようになったんです。それがいちばん、リフォームして良かったことかなと思っています。
今は子育てで忙しくて、ゆっくり入浴するような時間はないですが、子どもたちが大きくなったら浴室に“肩楽湯”を採用するなど、浴室でゆったりできるようなリフォームをしたいですね。

設計担当者の声

今回のリフォームは「育児も家事も仕事も趣味も全部楽しめる家」がコンセプトです。
生活と仕事のスペースをきっちり分けたこと、広いLDKと適材適所の収納、ゲームや漫画の趣味スペースのご提案がポイントです。
廊下を取り込み広い空間を確保し、窓の大きさや位置を見直すことで、西側の視線を遮りながら南側から光が入る気持ちの良い大空間LDKを実現できました。
趣味スペースとしてLDKの一角に設けたヌックは、デザインやおこもり感にこだわりました。
ご家族皆様が健やかにお過ごしのようで嬉しいです。

インテリア担当者の声

明るく、仲の良いI様ご家族様がお過ごしになる空間はどこも楽しく元気になるインテリアとなりました。お打ち合わせではI様のアイデアを取り入れ、一緒にクロスなどの内装材を選定していく時間がとても楽しかったです。
木貼風のクロスを貼った天井下げ部分や黄緑色の張地のヌック空間、またI様の選定されたカラフルな照明器具等がうまく調和され素敵なLDKになりました。
玄関、書斎、寝室などほかの部屋もI様ご家族様の個性のつまったお部屋となり快適にお過ごし頂いているようで私も幸せな気分になりました。

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