リフォーム実例集CASE 54

CASE 54

Introduction

外観写真

所在地

神奈川県

築年数

22年

床面積

1階 74.24㎡/2階 75.4㎡

家族構成

家族構成図

新築時は独立型のキッチンスタイルを希望された奥様ですが、ライフスタイルの変化とともに、「遊びに来る娘家族と会話をしながら家事をしたい」と希望されるように。将来計画も考慮したリフォームが実現しました。

Floor Image

1F 360度カメライメージ

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
約1カ月間(2021年3月〜4月)
  1. 2020 年12月

    給水管の修理をきっかけに、内装復旧とキッチンリフォームのご相談

  2. ショールームご見学

  3. 2021年3月

    1階LDKリフォームのご着工

  4. 2021 年4月

    完成

給水管の修理をきっかけにLDKをリフォーム

建築して20年たった頃、キッチン付近の給水管の修理が必要になり、旭化成ホームズに相談したK様ご夫婦。修理は無事完了しましたが、内装の復旧工事が必要となったため、旭化成リフォームの担当者が訪問しました。

「最初は部分的な内装復旧だけの予定だったのですが、担当の方といろいろ話すうちに、『ここも変えたい』『あそこも』という話になり、せっかく工事をするならと、LDKを丸ごとリフォームすることになりました」とご夫婦は話します。

もともとキッチンは「人に見られたくない」という奥様のご希望で独立した間取りでした。しかし現在は、二人の娘様それぞれのご家族が遊びに来られるので、料理をしながら娘様やお孫様と話せる「対面式のプランもいいな」と思われていました。また、ごみ捨てや買い物用に設けたキッチンの勝手口はあまり使われず、冬は冷気で寒く感じられていたそうです。

独立した和室は、K様のお母様が将来同居する可能性を考えてつくられましたが、普段はほとんど使われていませんでした。

「和室は娘たちの家族が遊びに来たときに、孫の遊び場になっている程度でした。和室は独立しているので、孫の様子がわからないのは寂しいし、少し不安に感じることも…」と奥様は話します。

Floor Plan 1F間取り

  1. Beforeの間取り図 Before

  2. Afterの間取り図 After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
    社内ルールに則って作成しております。
    一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
    同じリフォームプランができない場合がございます。

和室を取り込むことで、LDKをひと続きの大空間に!

ご夫婦の要望を踏まえ、旭化成リフォームの担当者は、まずキッチンを対面式にして、ダイニングと和室の間の壁を取り払いLDKを広々とした大空間にする提案を行いました。さらに、家事効率アップを実現するために、キッチン付近にパントリーを設置。引き戸で仕切ることで、キッチンには冷気を通さないようにしました。

そして、将来はK様のお母様と同居される可能性も考慮し、ひと続きのLDK空間を簡単に2部屋に戻せるような仕掛けを施したことも、今回のリフォームの大きなポイントです。

奥様はキッチンを対面にしたいという思いはあったものの、実際にここまで大胆に動かせるとは想像していなかったと振り返ります。

「パントリーも便利ですし、引き戸のおかげで真冬でもキッチンが寒くないですね。リフォーム前にリフォームギャラリーやショールームに行って一目ぼれした食器棚は、扉がスライド式で使い勝手が最高。インテリアは、ショールームで見てそのまま採用した箇所もあります。実物を見ることは、大事ですね」とご満足いただけたようです。

リフォーム後に娘様ご家族がいらしたときには、「キッチンはすべてオープンではなく、程よく手元が隠れているので、少し散らかっていても安心です(笑)。構造上外すことのできない壁を生かして、うまくプランニングしてくださいました」と笑顔でお話ししてくださいました。

つなげたLDKを、また分ける? 将来を見据えた、“ある仕掛け”とは

設計担当者は「将来、もしお母様が同居されることになったり、1階に寝室が必要になったとき、LDK空間を仕切って個室にすることができます。2部屋に分けるときの工事はお住まいになりながらになると思いますので、なるべく短期で手軽に工事できるよう、天井の裏側には建具設置用の下地補強を施してあります」と話します。

「二人いる娘の家族も今は頻繁に来てくれますが、孫の成長に合わせて、またライフスタイルは変化します。今後、母との同居が必要になったときなど、すぐに個室にできるフレキシブルな提案は非常にありがたかったです」とK様。

約22年前にヘーベルハウスを建てられた当初から、終(つい)の棲家(すみか)にされるご予定だったというご夫婦は、「阪神・淡路大震災が起きたときに倒壊しなかったヘーベルハウスの存在を知って、私たちは『ずっと続く、安心・安全』を買ったんです」とおっしゃいます。ライフスタイルに合わせてリフォームをされたのも、「ずっと、この家と。」という想いからでした。

Reform Gallery リフォームギャラリー

お客様の声

K様

娘たち2家族が来ても余裕のある空間になって、とても満足しています。実は、孫たちから『部屋はすごくきれいになったのに、どうしてお風呂や洗面所は古いままなの?』と言われてしまい、後から追加で浴室と洗面所もリフォームしてもらいました(笑)。家族みんなが喜ぶリフォームになって良かったです。

お客様の集合写真 「孫たちからも、『きれいになった』『広くてかくれんぼができるようになったからうれしい』と大好評です!」

営業担当者の声

独立した和室は、「新築時にK様のお母様と同居できるようこだわりを持ってつくられた」と伺ったので、リフォームはお母様とよく相談した上で進めましょうとお伝えしました。リフォーム後、リフォームイベントの会場としてもご協力いただきました。将来お孫様たちが「一緒に住みたい」と言ってくださるような家になっていたらうれしいですね。

設計担当者の声

お孫様がよく遊びに来る仲の良いご家族なので、奥様がお料理をされている最中にも会話ができるよう設計させていただきました。ただ、新築時は“独立型のキッチン”で人に見せたくないという面もおありでしたので、壁を利用してキッチンの半分を隠し、独立性も残しました。LDK全体としては、オープンな見た目ながら、収納も多く確保してクローズな部分もご用意。開放感と機能性を両立できるメリハリ感を意識しています。

インテリア担当者の声

以前から使用されていた大きなダイニングテーブルと木製の食器棚はそのままダイニングでお使いになりたいということで、そのクラシカルなテイストに合うインテリアを心がけました。ただ、お孫様が遊びに来たときに重い印象にならないように、床やカーテンは明るい色をおすすめしました。奥様はとても明るく、わからないことははっきり聞いてくださる方。疑問点に対しては、イメージしやすい内観パースをご用意し、ご納得いただけるよう努めました。

旭化成リフォーム担当者の写真 右から営業担当、設計担当、インテリア担当。

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