CASE 53

Introduction

外観写真

所在地

埼玉県

築年数

25年

床面積

1階 67.53㎡/2階 60.83㎡ /3階 57.48㎡ /
ペントハウス 5.75㎡

家族構成

家系図

*新築時も現在もお住まいの方に☆マークが付いています。

新築時、3世代6人でお住まいだった家が、2人住まいになってしまったT様奥様のご実家。ゆくゆくは「住み替えて手放そうか」とお考えになっていたときに、新たな二世帯住宅として生まれ変わるチャンスがやってきました。

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
約4カ月間(2021年12月〜2022年3月)
  1. 2020年11月

    旭化成リフォームの巡回訪問

  2. 2021年1月〜
    2021年11月

    ご夫婦による展示場見学など、検討期間

  3. 2021年12月

    リフォームのご着工

  4. 2022年3月

    完成・お引渡し

思い出ある実家を
新たな世代で二世帯住宅に

結婚後、新築のマイホームを建てようと土地探しをはじめていたT様ご夫婦。「職場の近くで探していたのですが、土地勘があまりなく、しっくりこなかったんです」と、T様は決めきれずにいました。

やがてT様ご夫婦にお子様がお生まれになった2020年、奥様のおばあ様がお亡くなりになり、築25年・3階建ての奥様のご実家であるヘーベルハウスはおじい様とお父様の2人暮らしに……。
そんなとき、ご実家に旭化成リフォームの巡回訪問がありました。
「男2人に3階建ては広くて持て余すから、メンテナンスなどはせずに住み替える」とおっしゃっていたおじい様とお父様。しかし、耐久性のあるヘーベルハウスを生かす方法はないかと思った旭化成リフォームの担当者は、離れて暮らすT様ご家族との二世帯同居を提案。ご家族で相談し、検討をスタートされました。

「妻の実家なら安心」と
T様も納得

「屋上から花火や桜を見た思い出のある実家を失うのは嫌だったので、旭化成リフォーム担当者さんの提案はありがたかったです。祖父や父の様子を見ながら暮らせることも大きな安心につながると思いました」と奥様はおっしゃいます。

T様も「見知らぬ土地で新たな生活をはじめることに不安と違和感があったのですが、その点、妻の実家なら安心できると感じました。普通、木造なら築25年となるとリフォームすることに不安があると思います。しかしいろいろ調べた結果、躯体のしっかりしたヘーベルハウスならば、リフォームして住み継げると判断したんです」とご納得。二世帯同居にはさまざまな課題もありましたが、奥様の想いが通じて無事解決。2021年の12月にリフォーム工事がスタートしました。

Floor Plan 1F間取り

  1. Before間取り図 Before

  2. After間取り図 After

1階は、男性2人暮らしに合う
落ち着きあるシックな内装に

玄関は二世帯で共用ですが、おじい様とお父様が1階、T様ご家族は2・3階で暮らすことになりました。
奥様は二世帯のプライバシーに配慮したいとお考えになり、居住スペースと廊下の間を引き戸で仕切り、水廻りは別々に設置しました。

1階のリフォームに関しては、奥様の妹様が、おじい様とお父様の使い勝手や好みを考えてインテリアなどのアイデアを出してくださり、格好良くシックな空間に生まれ変わりました。

Floor Image

2F 360度カメライメージ

Floor Plan 2F間取り

  1. Before間取り図 Before

  2. After間取り図 After

2階は仕切りのない大空間にすることで
みんなが集まれる開放感あるスペースに

「以前は独立した和室があったのですが、『ホームパーティができるようにしたい』とお伝えしたら、うまく和室を取り込んで広々とした大空間LDKにしてくれました」とT様。ダイニングテーブルと並列に配置されたパラレルキッチンは、パントリーを含めてぐるぐる回遊できる動線がとても便利。「少しキッチンが大きすぎるかな・・・」と心配されていた奥様も、「LDKが広くなったのでこのサイズで良かったです」と喜んでくださいました。ご夫婦念願のホームパーティも楽しくなりそうです。

「妻は青色が好きなので、2階はシンプルな白色を基調にしながらもいくつかの壁紙などにはアクセントとなる青系を採用しました。キッチンタイルも、インテリアアドバイザーの方が『こういったタイルがお好きでは?』と提案してくれたものが、実は妻がずっと使いたいと思っていたものと一致したので驚きましたね」とT様。

T様のこだわりは、リビングにあるNOOK(ヌック)という空間。「ヘーベルハウスは高気密高断熱なので、それなら窓際もそんなに暑かったり寒かったりしないのかなと。SNSで見た『小上がりスペース』が欲しいとお伝えしたんです」とT様。最初は「少し贅沢な空間すぎるのでは?」と思われていた奥様ですが、「ソファを置かなくても良いのでリビングがスッキリ。採用して良かった」とおっしゃいます。「すっかり娘のお気に入りスペースになっています。NOOKの下に収納スペースがあるのですが、おもちゃ入れに占領されていますね(笑)」とT様はうれしそうにお話しくださいました。

Floor Image

3F 360度カメライメージ

Floor Plan 3F間取り

  1. Before間取り図 Before

  2. After間取り図 After

3Fの寝室には間接照明も取り入れ
健やかな睡眠を確保

3階は、将来2つに仕切ることもできる子ども部屋と寝室、マルチルームを配置。

「マルチルームは来客用。ゲストがいつでも泊まれるスペースを設けたかったんです」と奥様。床の間も入れて4畳分の小さな和室ですが、引き戸を開ければ開放感もあり、廊下から収納スペースを通って直接和室に入れるようになっています。
「寝室はどこも間接照明を取り入れたのですが、床の間の丸い照明がダークな壁と相まってまるで月夜のようです」とT様もお気に入りのご様子です。

子ども部屋には奥様ご姉妹の思い出が残るピアノと、T様のチェロが置かれています。「チェロはしばらく弾いていなかったのですが、最近また練習するようになりました。ヘーベルハウスは楽器の音も外に漏れにくいですし、ピアノもどこに置いても良いほど床が頑丈なので安心です」とT様。

こうして新しい世代を迎えて暮らす二世帯住宅に生まれ変わったT邸では、保育園帰りのひ孫を、雨の日も風の日も玄関前でおじい様が待っているそう。25年の年月で住まう人がいったん減ってしまった二世帯住宅でしたが、離れて暮らしていたご家族が再び集う明るい邸宅となって、これからまた世代を超えて引き継がれていくことでしょう。

Reform Gallery リフォームギャラリー

お客様の声

T様

木造の築25年だったら、リフォームせずに建て替えていたと思います。ヘーベルハウスだからリフォームという選択肢があり、新築でかかるはずだった費用を内装に充てることができました。おかげで妻とは「希望がすべて叶ったね」と話しています。
はじめての大きなリフォームだったのですが、一つひとつの不安に対して、担当の方が根拠を示してきちんと説明してくれたので安心してお任せできました。実は以前パリへ旅行に行ったとき、100年前の家を引き継いで暮らしているのを見て、憧れていたんです。妻のようにすてきな思い出や愛着も一緒に家を継ぐ、わが子にもそんな気持ちで引き継いでもらえたら良いなと思っています。

営業担当者の声

元々新築住宅のご購入も検討されていたT様。25年経ったヘーベルハウスでできることとできないことを明確にご説明し、じっくり打ち合わせを重ねたところ、「希望通りのリフォームができた」とご満足いただけました。60年以上住めるヘーベルハウスを、もしT様が引き継がれず解体してしまっていたら大きな損失だったと思います。25年前にご両親が選んでくださった想いのこもった邸宅を引き継いでいただけて、大変うれしく思います。

T様ご夫婦と営業担当の写真 前列はT様ご夫婦、後列に営業担当者

設計担当者の声

最初のご要望では2階が寝室で3階がLDKというプランもありましたが、各要素の大きさや使い勝手を考えて、2階をLDKにした方が広くゆったり使えると説明させていただき、今回のプランとなりました。
また、人が集っても広くゆったり使えるようになること、家事動線がスムーズになることから、パラレルキッチンをご提案し開放的かつ効率的なLDKが実現しました。
こだわりの壁掛けテレビでは、配線をすっきりさせるための配管経路は難航しましたが、工事担当とも連携してスッキリと納めることができました。

設計担当者の写真 設計担当者

インテリア担当者の声

ご夫婦ともはっきりしたコンセプトが決まっており、SNSや海外ホテルのイメージを参考に希望のインテリアスタイルの資料を作ってくださったので、それを元にヒアリングを重ね、インテリアを提案させていただきました。扉や仕切りを開けると空間が広がりイメージが変わる部屋が多いので、閉じたときと開いたときの両方を意識しました。キッチンのタイルも、イメージを伺って「これだな」と思ったものをお持ちしたら「希望通り」とおっしゃって、とても光栄でした。

インテリア担当者の写真 インテリア担当者

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