リフォーム実例集CASE 26

住み慣れた間取りを生かしつつ収納たっぷりの家に

使わない食器や、いただいた乾物などが部屋や廊下にあふれてしまい、困っていたというH様。パントリーに心惹かれたことがきっかけとなり、大々的に収納を見直す決意をされました。

CASE 26

IntroductionH邸[千葉県]

所在地

千葉県

築年数

築25年

床面積

1階 68.85㎡

間取り

リフォーム前:1LDK(1階のみ)
リフォーム後:1LDK(1階のみ)

家族構成

新築時:ご主人、奥様、ご長男、ご長女
リフォーム時:ご主人、奥様

Floor Plan T邸の1階間取り

  1. Before

  2. After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、
    社内ルールに則って作成しております。
    一部、ルール変更やお客様の仕様・年代等により
    同じリフォームプランができない場合がございます。

住まいが片付かず困っていたところ、パントリーに一目惚れ

旭化成リフォームのバス見学会に参加したH様ご夫妻は、営業担当者に悩みを打ち明けられました。 「いただきものの乾物が消費し切れなかったり、結婚式の引き出物がたまってしまっていたり。いろんなモノが片付かずに、家の中に“だしっぱなし”になっている状態なんです…」 それを聞いた設計担当者が、大々的に収納を見直すリフォームプランをご提案。H様ご夫妻にデザインスタジオまでお越しいただき、プランとともにパントリーの実物もご覧いただきました。 「私自身もキッチンを使うので『これなら色々なモノがしまえる』と一目見てわかりました」 それが決め手となり、ご主人はリフォームを決意されました。

今回のリフォームは、ご提案したプランをほぼそのままご採用いただきました。収納の充実ぶりはポイント1、ポイント2をご覧ください。 着工するにあたり営業担当者はH様に、プロの「お片付けサービス」をお勧めしました。「リフォーム前のお片付けは何から手を付けていいか分からないもの。ご多忙なH様をお手伝いしたい」という思いからでした。 ご自宅を訪問した整理収納アドバイザーの助言を受け、家中のモノを「使うモノ」「使わないモノ」と、「迷うモノ」に仕分けたH様は…。 「作業を進めるうちに、要らないと思えるモノが増えてきてね。使っていない食器から花器、座布団、かばん。本も500冊は処分しました」 まだリフォームに向けての事前準備ではあったものの、実にすっきりしたと振り返ります。

  1. Before

  2. After

キッチンの収納力が大幅にアップ

シンク下の収納が大容量かつ使いやすく

引き出し式となったシンク下の収納。全部で3段構造になっていて、スペースの無駄なくたっぷり入ります。上段・中段の引き出しには手前に便利なポケットを装備。下段の蹴込み収納には、重量のある米びつやホットプレートが無理なく収まります。
この引き出し式収納はスムーズに開閉でき、かがむことなく奥まで見渡せるのが利点。従来の開き扉式では奥のモノが出し入れしづらく、スペースを有効に使いきれなかったと奥様は振り返ります。

一目で収納物を見渡せるパントリー

リフォームする決め手となったパントリー。床には米袋や自家製梅酒を漬けているビンといった重いモノを置き、棚にはレトルト食品や調味料、お茶といった細々したモノを収めています。棚板の奥行は右側が13cm、正面が30cm。棚の奥行きをあまり深くせず、一目でどこに何があるか見渡せることがポイントです。

多様なモノを収納できるマルチカウンター

ダイニング側から開閉できるマルチカウンター。食器だけでなく薬や眼鏡、年代物の自家製梅酒、それに文具など多様なモノを収められる収納です。扉のない部分は、普段テーブルの上で使うノートパソコンや家計簿をサッと置くのに便利です。

吊り戸棚をなくし、明るく開放的に!

左手(窓側)は中段のカウンターを家電置き場として利用します。右手にはかつて吊り戸棚がありましたが、シンク下やカウンターなどの収納効率がアップしたこと、また使わないモノを徹底して減らした効果もあり、思いきってなくすことにしました。その結果、とても明るい雰囲気に。「ご夫婦の会話も増えたのでは?」とお聞きしたところ、奥様は「(ご主人が)いつも出かけてしまうから気づかなかったけれど、そういえばそうかもしれませんね」と微笑まれていました。

室内や廊下の収納は用途別で使いやすく

用途別に奥行が異なる収納

1階南側中央の和室が洋室になったことが、今回のリフォームで最も大きな変更点です。和室だった当時は大きな押入れだったスペースを、奥行90cmの布団収納、奥行60cmのクローゼットに分けました。 クローゼットと背中合わせとなる廊下側の収納は奥行30cm。可動式の棚を設置して、中段には帽子など奥様のお出かけグッズを納めています。写真には写っていませんが、下段にはご主人お気に入りのウイスキーの樽を置いています。上段はまだまだスペースに余裕があります。

  1. Before

  2. After

  1. After 洋室側の収納は、奥行60cmのクローゼットに。右側は洋室側と廊下側で奥行きを分けあることで、廊下側のオープン棚を生み出しました。

  2. After 奥行の深い収納は、入れる物の種類によっては使いにくいもの。浅いオープン棚にすることで小物も取り出しやすくなります。

廊下の大きな収納には日常的に使わないものを

廊下にある大きな収納はリフォームする以前、上下2段に仕切られており、たくさんのモノが詰め込まれていました。その仕切りをなくし、パントリーのように側面は奥行13cm、正面は奥行30cmの棚を設けています。こちらにしまうのはカセットコンロや工具、バケツなど毎日は使わないモノ。前回どこにしまったか正確に覚えていないようなモノを一目で見渡せるようにすることで、「モノを探すというストレスの溜まる行為から解放されます」と設計担当者は言います。

洋室とリビングに新しく出来た壁面収納

リフォーム前はふすまだった部分は壁とし、それを生かして収納を生み出しています。洋室には奥行30cmの可動棚を採用した収納。カバンなどもたっぷり入ります。
背中合わせとなるリビング側の壁面収納は、テレビ上部の吊り戸棚が奥行30cm、それ以外の部分は奥行45cmとなっています。こちらは思い出のアルバムや重要書類など、ご家族皆さまにとって大事なものが入っています。
「まだまだ余裕があるくらい収納が増えたのに、部屋が狭くなった印象もなくていいですね」
奥様はそう言われます。ご長女やご長男はまだリフォーム後のご実家をご覧になっていないそうですが、ご家族を連れて来られた時にどれほど驚くか、楽しみにされているご様子でした。

  1. Before

  2. After

  1. After 洋室側の収納は奥行30cmの一面収納に。本やファイル、小物類が一度に見渡せます。

  2. After リビング・ダイニング側は、洋室側に奥行を設けることで、出っ張らずにスッキリ。テレビボードを兼ねた壁面収納を設けました。

担当者の声

新しくなった浴室は快適でお手入れも楽

今回は浴室もリフォームし、こちらも奥様お気に入りのポイントとなっています。その理由は浴槽が広くてゆったりできることと、浅くて掃除しやすいことです。 また独自構造のやわらかい床「ほっカラリ床」の感触も好印象とのこと。滑りにくくて乾きやすく、特に冬場はヒンヤリしないという特性があります。さらに今のユニットバスには断熱性を高める効果があるため「浴室暖房がよく効きます」と、さまざまなメリットを実感されているそうです。

浴室リフォームのうれしい効果をご案内します!

二重サッシで床暖房の暖かさを存分に

床暖房のあるリビング・ダイニングは窓を二重にしました。「まだリフォームして3週間。本格的な冬を迎える前だけど、もう暖かさを実感していますよ」とご主人。暖かく、明るく、より快適になったリビングで毎日体を動かしているそうです。 「すっきり片付いたし、本当にいい気分転換になりましたよ」 四股を踏みながら語るご主人。リフォームで暮らしの環境がすっきり改善したことで、気持ちが前向きになったということです。 「本当に以前より元気になったみたい。毎日出かけているんですよ」 そう言って笑う奥様もまたフィットネスクラブに通うなど、アクティブな日々を楽しまれているそうです。

担当者の声

営業担当より

絵を描くことがご趣味の明るいご主人と、おしとやかに見えて、フィットネスクラブで水泳をされているアクティブな奥様。バス見学会でお会いし、収納のお悩みを伺ったことがきっかけで大きなリフォームをしていただきました。リフォームするにあたって事前のお片付けが大変と思われていたので、お体のご負担を軽減できるよう、プロの「お片付けサービス」をお勧めしました。すっきりとしたリビングで、お2人でゆったりと過ごしていただけますように。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

設計担当より

この15年間ほどで私たちの暮らしをとりまくモノの多様化、増加は一気に進みました。収納計画を少し見直すことで、住まいは驚くほど快適になるものです。ぜひ「壁面積」「奥行の使い分け」に代表される、ヘーベルハウスの最新の収納ノウハウを盛り込んだリフォームで、みなさまの暮らしを快適に、そして豊かにしてみませんか?

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
1ヶ月間(2015年8月)
  1. 2015年6月

    リフォーム見学会ご参加、リフォーム提案

  2. 2015年8月

    着工

  3. 2015年9月

    完工・お引き渡し

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