CASE 58

Introduction

所在地

東京都

築年数

35年

床面積

1階 102.66㎡/2階 99.43㎡/3階 58.51㎡

家族構成

家族構成図

ご近所にご次男家族(奥様と3人の息子様)がお住まいです。

S様のご両親が建てられた二世帯住宅のヘーベルハウス。約30年の時を経て、今度はS様がご長男家族と住むための「新二世帯住宅」に生まれ変わるべく、大規模なリフォームを決意されました。

Floor Image

2F 360度カメライメージ

Reform Flow リフォームの流れ

リフォーム工事期間
約3カ月間(8月〜11月)
  1. 2020年9月

    リフォームのご相談

  2. 2021年6月

    リフォームのご契約

  3. 2021年8月

    リフォームのご着工

  4. 2021年11月

    完成・お引渡し

部屋を持て余した二世帯住宅。
ご長男の想いも重なりリフォームを決意

S様のご両親がS様ご家族との二世帯同居を見据え、それまで住んでいた家から3階建てのヘーベルハウスに建て替えられたのは1988年のこと。ご両親は玄関、水まわりもすべて別々にした完全分離型を採用されました。

S様はお仕事の都合で海外勤務が多く、ヘーベルハウスには、ご両親と奥様、ご長男、新築数年後にお生まれになったご次男がお住まいに。S様ご自身が東京に落ち着かれたのは、25年以上経ってからだったそうです。

「長い単身赴任中に母が他界し、父は田舎暮らしがしたいと言って山梨県へ移り住みました。私が東京勤務に落ち着いた頃、妻は病床に伏し、息子たちも独立する年齢になっていました。めまぐるしかったですね」と、これまでを振り返るS様。

気がつけば広い3階建てにお一人暮らしの状態に。部屋は持て余し、1階はご両親の持ち物で倉庫のような状態でした。広い家に一人で住むのはもったいないと思われたS様は、旭化成に今後のことをご相談に。そこで旭化成がいろいろな選択肢とともに、「新たな二世帯住宅にしては?」とご提案したところ、前向きに考えてくださいました。そしてちょうどその頃、ご長男家族が新居を探し始めていたタイミングでした。話を聞いたご長男は「母を亡くした父を一人にするのは不安」という気持ちもあり、同居を決意されます。

新築時はご両親が1階と3階を使用され、S様ご家族は2階で暮らしていました。そこで2階はS様がお住まいになり、1階はご長男家族が住むことでリフォーム計画がスタートしたのです。

Floor Plan 2F間取り

  1. Beforeの間取り図 Before

  2. Afterの間取り図 After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、社内ルールに則って作成しております。一部、ルール変更やお客様の仕様・年代などにより同じリフォームプランができない場合がございます。

一人の時間と息子家族との時間。
両方を楽しむ第二の人生

S様が2階をリフォームする上でこだわったのは、料理のしやすさと、ご長男・ご次男家族が集まったときでも、広々と使えて目の行き届く空間でした。

「リフォーム後は一人で食事が作れるように、いろいろなメーカーのキッチンを見て検討しました。LIXIL製のペニンシュラキッチンはシックなセラミック製でかっこいいし、収納が豊富でとても使いやすい」とうれしそうに話されるS様。レシピを見ながら、さまざまな料理に挑戦されているそうです。

「自由に向きを変えられるテレビを置いて、料理の合間にはキッチンから、晩酌のときはダイニングから、趣味の野球観戦を楽しんでいます」とおっしゃいます。

元々は独立していたキッチンを移動してLDKに取り込んだので、ご次男家族が遊びに来た際は、キッチンからでも4人のお孫様が遊び回る様子を眺めることができます。
また、S様ご愛用のテーブルは、三世帯集まったときは大きく伸長できるので、2階で全員揃って食卓を囲めるのだとか。S様は「今後は自分の生活を楽しみながら、孫の成長も見守れるよう、全員で集まれるこの場を大切にしたい」と話してくださいました。

インテリアについては、ご長男・ご次男夫婦の4人も加わって、インテリア担当者に相談しながらみんなで決めたそう。皆様の仲の良さが伺えます。

Floor Image

1F 360度カメライメージ

Floor Plan 1F間取り

  1. Beforeの間取り図 Before

  2. Afterの間取り図 After リフォームプランは、リフォーム当時の法規制、社内ルールに則って作成しております。一部、ルール変更やお客様の仕様・年代などにより同じリフォームプランができない場合がございます。

“物置き状態”だった1階が
子育てに最適な快適空間に

1階はご長男家族のお住まいとしてリフォームしました。

「リフォーム前の1階は、父や祖父母の物置き状態。使うとしたら単身赴任からたまに帰ってくる父がゴルフのパットの練習をする程度でした(笑)」とおっしゃるご長男。今回のリフォームで、“光と風”に配慮した設計を希望されました。

そこで旭化成リフォームの設計担当者は、独立していたキッチンを移動し、LDKにすることをご提案。洋室とリビング・ダイニングとの間にあった壁を取り払って光と風がまわるよう工夫しました。

「物を片付けた影響もありますが、LDKがこんなに明るくなるなんてびっくり。吸湿性に優れたエコカラットを一番広い壁に取り入れたのも、気分が爽やかになって正解でした」とご長男。明るいフロアに負けないくらいのとびきりの笑顔を見せてくれました。

また、寝室からWIC(ウォークインクローゼット)を通って洗面・トイレ、浴室まで一直線に並ぶユニークなレイアウトに。「友人たちを招いたときも生活感を隠せますし、朝晩の着替えや洗濯時など、必要なものに最短距離でアクセスできて便利です」とご長男の奥様もおっしゃいます。

ご長男ご夫婦に、改めて二世帯住宅での住み心地を訪ねてみたところ、ご長男が2023年の春から単身赴任になってしまったそうで……。

「私も働いているので、保育園のお迎えが難しいときはお義父さんに頼めて助かっています。また、以前はアパートだったので息子が走り回ると騒音が心配でしたが、戸建て住宅なので心配無用。息子に良い環境を作ってあげられました」と奥様。ご長男も「父も年をとりましたが、妻がいるので安心です」とおっしゃいます。
同居によって得られた安心と快適さをご夫婦で実感されているご様子でした。

Reform Gallery リフォームギャラリー

お客様の声

S様

今回のリフォームに際して、「元々の家を一旦鉄骨だけのスケルトン状態にして工事していきます」など、実際の過程をイチからわかりやすく説明してもらえたので、「これなら任せて安心だ」と思えました。当時は定年を迎え、コロナ禍もピーク。妻にも先立たれ、いろいろなことが重なった時期でした。リフォームの準備に一生懸命で他のことを考えずに済んだのはある意味助かりましたね。これからは、家族が集まって明るく過ごせる場所にしたいと思っています。

お客様の写真 *写真は、S様(中央)と、1階にお住まいのご長男家族

営業担当者の声

リフォームの準備に関しては、S様はご両親のお荷物の片付けをされたり仮住まいを探したり、本当に大変だったと思います。そのご苦労に寄り添えるよう、私たちもインテリア担当者や工事担当者などとチームで分担し、サポートに努めました。結果的にS様をはじめご長男様やご次男様のご家族にも大変ご満足いただけて、「家族が集まれる家」を実現できているご様子を拝見して感激しました。これからもずっと、皆様が安心して過ごす時間を大切にしていただけたら幸いです。

インテリア担当者の声

1階の息子様のご家族は、ご希望のインテリアのイメージが明確でいらっしゃったので、画像等でご要望を情報共有しながら進めさせていただきました。
トイレのアクセントクロスとバーチカルブラインドはご主人様のセレクトで、ご夫婦ともにバランスよくご要望を入れられていたのが印象的でした。
2階のS様はご両親が大切にしていらっしゃった家具を整理しながらのお打合せで大変な中だったと思います。
ショールームへも息子様ご家族と一緒に積極的に行かれて、気に入られたものを都度教えてくださったので、スムーズにお打合せが進められました。窓掛やクロスの色など、こちらからの提案を快く受け入れてくださったのはとてもうれしかったです。
1階、2階共に楽しくお打合せさせていただきました。

営業担当者の写真

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