自然との共生
「まちもり」とは
「まちもり」には鳥や昆虫が行き交います。
みどり豊かなくらしを通じて生き物や植物の
生きやすさを大切にすることで、
都市においても豊かな生態系へ
つなげていくことができます。
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階層構造に植える
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街に向かって植える
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地域に合った植栽を植える
階層構造に植える
3階層以上で植えることにより鳥の訪れる
回数も個体数も多く、かつ長く滞在します。
「高木・中木」「低木」「地被植物」を
組み合わせることが大切です。
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高木・中木
鳥の往来が増えます。
アルバアオダモ・ウメモドキなど
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低木
小型の鳥や昆虫の往来が増えます。
アオキ・アセビなど
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地被植物
昆虫が身を隠せる場所を作ります。
シュンラン・ヤブランなど
階層構造の有無による
鳥類の飛来結果の比較
※当社調査による
街に向かって植える
街から見える面に植栽を計画することで、
街の景観に貢献します。
街路樹とお家の植栽が繋がり、
鳥が行き来しやすくなります。
地域に合った植栽を植える
地域に合った植物(在来種)を
植えることで、
地域の野鳥や昆虫との相互関係
(花粉やタネを運ぶ、食物連鎖など)が
守られます。
また、季節によって色づく葉や、
花や実をつける植物を植えることで
四季を通じて豊かなくらしをもたらします。
「まちもり」のポイント
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m²
のスペースに
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階層以上
で植えると
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鳥が訪れる回数が
約 倍
※当社調査による
まちもりはあさひいのちの森の活動から生まれたもの
旭化成グループでは、富士市にあるエコトープ「あさひ・いのちの森」で、生物多様性の保全に関するさまざまな調査・研究を行っています。
そして、活動を通じて得た知見を「まちもり」などの事業活動に活かしています。
「あさひ・いのちの森」は、国際的な生物多様性保全目標30by30への取り組みの一環として環境省が初めて認定する自然共生サイトに認定されました。
まちもりは
エコロジカルネットワークの
形成に貢献する
都市部の小さなスペースでも、
階層構造の植栽を行い、
街路樹や、公園・学校といった地域の緑とつながることにより、
生き物が行き来する『エコロジカル・ネットワーク』の形成に貢献します。
まちもりが街中に点在することで、
それらひとつひとつが小さな森となり、
気が付けば大きな力となり、
人や街の未来を育てます。
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ATLAS まちもり
都市型マンション「アトラス」に作られたまちもり。敷地内に様々な種類の木や花を計画的に植え、環境保全に貢献します。
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ヘーベルメゾン まちもり
賃貸住宅へーベルメゾンにつくられるまちもり。限られた敷地でも工夫を凝らして植栽を施し、街の中に緑を増やします。
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ヘーベルハウス まちもり
戸建て住宅につくられたまちもり。庭木にとどまらず、タイルの隙間や隣家との塀にも植物を植え、街に小さな緑を増やしていきます。
エコロジカルネットワーク
環境意識・保全活動のスパイラルアップ
(人と自然の善循環)
その他の取り組み
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環境にやさしい住まいを
再生可能エネルギーで建てる
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災害から日常生活を守り続ける