
HEBEL HAUS
with PET
ペットと一緒に防災体験 in ちがさき
INFORMATION
日時:2025年3月1日(土)/3月2日(日)
場所:茅ヶ崎市役所前広場
主催:HEBEL HAUS
REPORT
~地域とペットの安心を守る「ペット共生社会」への一歩~
社会課題でもあるペット×防災を考える、ペット防災イベントを茅ヶ崎で開催
イベント開催の背景と私たちの想い
HEBEL HAUSでは、1998年に「ペット研究会」を立ち上げ、ペットと共に快適に暮らせる住まいのあり方を長年にわたって研究してきました。LONGLIFEの実現に向けて、社会課題のひとつである「ペット防災」にも取り組んでいます。
特に茅ヶ崎市は、ペットと暮らすご家庭が多く、海に近いという地域特性から、防災への関心が非常に高い地域です。市民アンケートでは、「ペットと一緒に避難できるか不安」「災害時のペットのケアについて知りたい」といった声が多く寄せられました。
こうした地域の声にお応えしたいという想いから、私たちは「ペットと人、みんなが安心して暮らせる社会へ」をテーマに、防災を楽しく学べるイベント「ペットと一緒に防災体験 in ちがさき」を、2025年3月1日・2日に開催しました。
↑ イベントの概要動画
行政・地域の方々からの大きな反響
今回のイベントは茅ヶ崎市民や行政関係者など多くの方々から大きな反響をいただきました。イベント当日には茅ヶ崎市長にもご来場いただき、HEBEL HAUSの取り組みに対して感謝の言葉を頂戴しました。
通常、行政が企業イベントに後援することは珍しいのですが、今回は「地域貢献」としての趣旨にご賛同いただき、茅ヶ崎市の後援のもと開催が実現しました。また、地元の保健所担当者や保護団体、ペット関連事業者の皆さまもご参加くださり、地域を巻き込んだ新たなつながりが生まれる場にもなりました。
ペットと共に、安心して暮らせる社会を目指して
HEBEL HAUSは、ただ「ペットと暮らせる住まい」をつくるだけの住宅メーカーではありません。
これからの時代、住まいは「ペットと人が、共に安心して暮らせる社会づくり」の一部であるべきだと、私たちは考えています。だからこそ、住まいづくりを超えて、地域や社会全体を見据えた取り組みにも積極的に挑戦してまいります。
全国のオーナー様、そしてペットと暮らすすべての方に、HEBEL HAUSのこの想いを知っていただき、応援していただけたら幸いです。



【3月1日】防災を「知る」一日
ペット防災セミナー「その時、能登のペットたちは」
初日は、実際の災害現場から学ぶセミナーを開催。講師は、湘南1Lebenの古知屋氏。能登半島地震における支援活動の経験から、ペットと避難する際のリアルな課題を共有していただきました。
「災害時、首輪を外してしまうと、捕獲されても野犬とみなされてしまうことがあります。普段から連絡先を記した首輪を着けておくことが大切です」――その一言に、参加者も真剣な表情でうなずいていました。

↑ セミナーの動画
クレートトレーニング・デモンストレーション
続いて、WANHOUSEの渡辺ゆずるトレーナーによる実演。災害時に役立つ「クレートトレーニング」の大切さについて、参加者とともに実践を交えながら紹介しました。
「何かあった時に、すぐにクレートに入ってくれることが命を守ることにつながります」とのアドバイスに、会場は防災意識でひとつになりました。

↑ セミナーの動画
ご挨拶:佐藤市長 × 旭化成ホームズ
当日は茅ヶ崎市・佐藤市長と、旭化成ホームズ株式会社 藤澤秀樹(当時専務執行役員)より、ご来場の皆さまへご挨拶。行政と企業が手を取り合い、ペットと人の防災意識を高めていくことの重要性が改めて語られ、あたたかな拍手が送られました。

↑ セミナーの動画
みやぞん&メイちゃん トークショー
イベントの最後には、人気タレント・みやぞんさんと保護犬・メイちゃんが登場。 「うちの子を守るには、普段の準備が本当に大事」と語る防災エピソードに、笑いと感動が織り交ざる時間となり、多くの方の心に響くトークとなりました。

↑ セミナーの動画
【3月2日】防災を「体験する」一日
ワンちゃん防災避難体験
2日目は、実際の避難シミュレーションからスタート。参加者は5kgの防災リュックを背負い、愛犬とともに障害物のあるルートを歩きました。「もしもの時、自分と愛犬は無事に避難できるだろうか?」――そんな気づきを得られる、貴重な体験となりました。

愛の絆を確かめる!おいでレース
災害時、呼びかけに即座に応える「絆」が命を守る力になります。 このレースでは、飼い主さんの「おいで!」の声に、愛犬がどれだけ素早く駆け寄ってくれるかを楽しく体験。愛情と信頼の大切さを、改めて実感するひとときとなりました。

常設ブース&にぎわいの広場
HEBEL HAUSブースでは、防災○×クイズや無料しつけ相談、フォトスポットなどを用意。会員制犬小屋シェアリングサービス「WanPod」の紹介も行われ、多くの飼い主さまに興味を持っていただきました。
また、能登地震の記録展示や避難情報の案内、保護犬の譲渡会、キッチンカーの出店など、家族みんなで楽しめるにぎわいの空間となり、たくさんの笑顔が咲きました。



「ペット共生社会」に向けた次の一歩
このイベントは、HEBEL HAUSが大切にしている「ペットと人、みんなが安心して暮らせる社会へ」という理念を、まさに形にした取り組みです。
茅ヶ崎市の後援のもと、企業・行政・市民が一体となり、学びと絆を深め合ったこの2日間は、これからの「ペット共生社会」への確かな一歩となりました。
HEBEL HAUSはこれからも、地域に寄り添いながら、人とペットが共に安心して暮らせる社会づくりに貢献してまいります。
どうぞご期待ください。